怒りならあるけれどぶつける相手がみつからねぇ

YUUSUKEさん(id:YUUSUKE)が「ダイニボタン」更新ですって。
演技者。こぼれ話よりもひっそり楽しみにしてる連載なので嬉しいっす。
初めて読んだとき、なんか、妙にデジャブというか、「あ、あの歌ね」ばーい時を翔ける少女的なもやっとした何かを感じたんです。
あれですわ。

自分が中坊か高坊かのとき毎月買ってた「月刊カドカワ」略して月カドにて連載していた『甦る青二才』(単行本化されるにあたって加筆推敲され『君が壊れてしまう前に』に改題)。ほぼリアルタイムに読んでいたせいもあるだろうけど、琴線に触れまくりだった。このあたりから10代の少年のリアルな日常を綴った第一人称の小説に弱くなった。グミチョコレートパイン最高。「俺は他の奴らとは違うんだ」と思いながらも、特に秀でたところがあるわけでもなく日々悶々と本を読み映画を見てオ○ニーしては自己嫌悪に陥って、それでも愛する少女がいて、大人になることを拒み、それでも変化していく自分の周囲に焦り、それでもオ○ニーはやめられない、そしてまた途方に暮れる。そんな青春小説の虜になってしまった。主人公がダサければダサいほど良い。コンプレックスが顔中にニキビとして滲み出てしまったような奴。
自分のコンプレックスの裏返しなのだろうか。
イマドキなイケメンくんよりもアキバ系オタクの方が性的魅力を感じてしまう。


や、風間がアキバ系だと言ってる訳では全然ないです。イケメンかどうかは怪しいけど。